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書籍 みおつくし料理帖 「想い雲」  高田郁 [書籍]

ひゃあ、またまた更新をさぼってました。
もう10月ですぅぅ。早いっ!!
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

  • 作者: 高田 郁
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 文庫





さて、今回は久しぶりの書籍紹介です。
以前紹介した高田郁さんの作品の続編(第3部)です。
図書館に予約を入れていたのですが、一向に順番が廻ってくる
気配がなく、買おうかどうしようか迷っていたら、会社の方が貸して
下さいました。やった~!

書籍代はケチりたくないのですが、読みたい本を片っ端から買って
いると、やはりお財布は厳しいわけで・・・
それに、狭い部屋には本があふれてしまう・・・
そんなわけで、本はなるべく図書館で借りるようにしているのですが、
人気の本はなかなか順番が回ってこない・・・みんな考えることは
一緒なのですね。

さて、とても楽しみにしていた「みおつくしシリーズ」。今回も期待を
裏切りませんでした。ちょうど季節の設定が夏から秋へ移り変わるところで、
季節感がたっぷりと楽しめました。


今回は、出だしから泣かされました。高田さんの文章は本当に読みやすくて、
だからなのか、心にもすうっと染み入ります。
場面場面の映像が頭にふわっと浮かんでくるので、どんどん読み進んで
しまうんです。こんな感覚は藤沢周平の作品以来ですね。

主人公の料理人、澪の姿を見ていると、自分ももう少しプロ意識をもって
仕事にあたらねば、、、と思いました。そして、「つる家」の人たちの
人情に今回も泣かされます。こんな人情が今も日本に残って
いるんでしょうか。そして、自分の心にもこんな懐の深さ、優しさがある
のかしら・・・少しでもあるといいんだけど・・・なんてことを思いながら
読みました。

このblogを読んでくれている友達からも、すごくよかったと感想をいただき、
「みおつくし」ファンとしては、うれしい限りです。

だいぶ涼しくなってきました。皆さまお体にはお気をつけください。

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