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書籍「楡家の人々」 [書籍]

軽井沢のタリアセンという公園の敷地内に、軽井沢文庫という小さな展示館が
あります。
ハイシーズンでありながら、訪れる人もまばらなこの展示場へ立ち寄りました。
ちょうど北杜夫回顧展が開催されていました。
実は北杜夫は一冊も読んだことがなかったので、あんまり期待していなかったのですが、、、

彼や彼の一族の経歴などを追って行くうちに、好奇心がむくむくと湧いてきました。
なんてユニークな一族!
早速その場で彼の代表作 、彼の一族がモデルになっているという「楡家の人々」を購入。

そして、すっかりハマってしまいました!
久しぶりに貪るように読書を楽しんでいます。全3巻で、今、2巻まできました。
登場人物がどの人も個性的。どこかユーモラスで、でもとてもマジメに生きている。
どの登場人物も愛すべきキャラなのです。
今、通勤電車の中や、寝る前の寸暇を見つけて、読書に勤しんでいます(*^_^*)



楡家の人びと 第1部 (新潮文庫 き 4-57)

楡家の人びと 第1部 (新潮文庫 き 4-57)

  • 作者: 北 杜夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/07
  • メディア: 文庫



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書籍「銀二貫」 高田郁 [書籍]


銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)

  • 作者: 高田 郁
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫




昨日から、節電対策の一環として、休日が「木・金」になりました。
平日に2連続も休むとなると、普段できずにいたことがたくさん頭に浮かび、
でも、身体がそれについていけず・・・そうこうして、あっという間に2日の
お休みは終わりました。

そんな中、木曜日に久しぶりに読書する時間が取れました。出かけた先で、
急な雨に降られ、スタバで粘りに粘って読書してきました。

以前にも紹介した「みおつくし料理帖」の高田郁さんの作品で、「銀二貫」。
タイトルも渋いし、あらすじを読むと、どうやら舞台は江戸時代の大阪にある
「寒天問屋」らしいし、もともと時代物はあまり好みではないし、期待せずに
読んでみました。が・・・・・・・

またまた高田郁ワールドにやられてしまった[もうやだ~(悲しい顔)]
不覚にもスタバで涙ぐんでしまったよ。

なんという義理人情・・・どんな困難にぶちあたっても、何度も何度も這い上がる
主人公やその周囲の人たち・・・・「号泣」とは違う、「じわ~」っとした涙が沸きあがって
きました。

大阪を焼き尽くした大火に何度も見舞われながらも、何度も立ち上がっていく登場
人物たちに、今の日本を重ね合わせたりもして、なんだか本当にあっという間に読ん
でしまいました。

じ~んとした休日を過ごし、明日から魔の「土・日」出勤です。相当気合い入れないと、
ふんばれそうにないよ・・・[ふらふら]
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書籍 みおつくし料理帖 「想い雲」  高田郁 [書籍]

ひゃあ、またまた更新をさぼってました。
もう10月ですぅぅ。早いっ!!
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

  • 作者: 高田 郁
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 文庫





さて、今回は久しぶりの書籍紹介です。
以前紹介した高田郁さんの作品の続編(第3部)です。
図書館に予約を入れていたのですが、一向に順番が廻ってくる
気配がなく、買おうかどうしようか迷っていたら、会社の方が貸して
下さいました。やった~!

書籍代はケチりたくないのですが、読みたい本を片っ端から買って
いると、やはりお財布は厳しいわけで・・・
それに、狭い部屋には本があふれてしまう・・・
そんなわけで、本はなるべく図書館で借りるようにしているのですが、
人気の本はなかなか順番が回ってこない・・・みんな考えることは
一緒なのですね。

さて、とても楽しみにしていた「みおつくしシリーズ」。今回も期待を
裏切りませんでした。ちょうど季節の設定が夏から秋へ移り変わるところで、
季節感がたっぷりと楽しめました。


今回は、出だしから泣かされました。高田さんの文章は本当に読みやすくて、
だからなのか、心にもすうっと染み入ります。
場面場面の映像が頭にふわっと浮かんでくるので、どんどん読み進んで
しまうんです。こんな感覚は藤沢周平の作品以来ですね。

主人公の料理人、澪の姿を見ていると、自分ももう少しプロ意識をもって
仕事にあたらねば、、、と思いました。そして、「つる家」の人たちの
人情に今回も泣かされます。こんな人情が今も日本に残って
いるんでしょうか。そして、自分の心にもこんな懐の深さ、優しさがある
のかしら・・・少しでもあるといいんだけど・・・なんてことを思いながら
読みました。

このblogを読んでくれている友達からも、すごくよかったと感想をいただき、
「みおつくし」ファンとしては、うれしい限りです。

だいぶ涼しくなってきました。皆さまお体にはお気をつけください。

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書籍「告白」湊かなえ [書籍]

告白

告白

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: 単行本


図書館で予約待ちすること数カ月。ようやく手にすることができました。
出版が2年くらい前でしょうか。いまだに図書館の予約ベスト10に入って
ます。映画も出来上がったようですね。

一晩で読んでしまいました。というか、一気に読まずにはいられない
ストーリー展開です。「このクラスの生徒に娘が殺された」という最初の章の
告白の衝撃から、ジワジワと疑問や怖さが迫ってきて、とにかく読者の
興味を一時もそらすことはありません。
そして後味も悪い。すごく後味の悪い余韻が残りました(-_-;)

人間って多かれ少なかれ自分を正当化して生きていると思うのですが、
その自己の正当化が極端に歪んでいくと、人はどうなるのか・・・
怖いですね。
現代社会の問題とも向き合いながら、衝撃、衝撃そして衝撃・・・の
連続で、本当に途中で読むのをやめることができませんでした。
新しいタイプのミステリーですね。

久しぶりに読み応えのあるミステリーでした。でも、読み終わったら、
どっと疲労感が。一晩で一気に読むには、私ちょっと年齢を取り過ぎて
るみたいです(苦笑)



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書籍 みおつくし料理帖「八朔の雪」 高田郁 [書籍]

[カチンコ]
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

  • 作者: 高田 郁
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 文庫



私の中で、今年の第1四半期(って決算かい?)NO.1小説です。
会社の人に勧められて読んでみました。文句なしに面白いです。

今流行りの(私の中では流行ってます・・・)お料理ネタのお話なんですが、
珍しく時代物なんです。
お料理ネタの小説と言えば・・・「かもめ食堂」とか「食堂かたつむり」とかが
大ヒットしてましたが、私の中ではこの「みおつくしシリーズ」(シリーズもの
なんですね)が秀逸です!
舞台は江戸時代の江戸の料理屋さん。主人公はお澪ちゃんという19歳の
女料理人。お料理だけをとっても、上方(関西)と江戸(関東)の違いを
さりげな~く(ここ大事!)紹介して、読み手の好奇心を誘い、そして
登場するお料理は、茶碗蒸しとか、酒粕汁とか、とっても身近なお料理。
出汁の取り方とか、読んでてとっても好奇心を揺さぶられる描き方なんです。
そして、江戸っ子たちの食べっぷりが、食欲をそそるんです~

し・か・も、江戸人情たっぷりで、泣かせてくれるんです。人と人のつながり
が希薄な今日この頃・・・こんな人情味あふれるストーリーを読んじゃうと、
ホロっときちゃいます。本当にお話がよくできているんです。
久しぶりにきめ細やかな、細部にまで丁寧に描かれている小説を読んだ
気がしました。
時代小説が苦手でも、お料理が苦手でも楽しめると思います!
そのうちNHKあたりでドラマ化されそうだなぁ~

最後にお料理のレシピも載ってます。とろとろ茶碗蒸しがちょっと気になります[わーい(嬉しい顔)]

ところで心太(ところてん)って、関西では黒蜜とかをかけて甘くして食べるんですね。
今もそうなのかな?私は心太って言えば、酢醤油でさっぱり!っていうイメージ
しかなくて、ちょっとビックらしました[わーい(嬉しい顔)]
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書籍「ほかならぬ人へ」 [書籍]


ほかならぬ人へ

ほかならぬ人へ

  • 作者: 白石一文
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2009/10/27
  • メディア: 単行本




「運命の人は必ずいるんです」

みたいなことを著者の白石一文さんはTVのインタビューでおっしゃって
ました。直木賞受賞後の王様のブランチのインタビューだったと思います。

帯には「愛する人はどこにいるんだろう」ってデカデカと書いてあって、
これは運命の相手探しの面白そうな話だ~っと飛びついてみました。
とは言っても、図書館で予約待ちすること2~3カ月。忘れかけてた
ころ、ようやく借りられました。

期待を裏切らず、おもしろかったです。主人公が平凡なところも、淡々と
しながらも色んな「運命の人探し」があって。
人の想いはなぜか一方通行ばかりなんですよね。切ないなあって思いました。
本当に運命の人なんているんでしょうか?結婚してるからって、その
相手が本当の運命の人だって言いきれないし、一生運命の人に出会え
ない人もたくさんいるんだろうし。一体、運命の人、愛すべき人って
なんなんでしょうね・・・死ぬ直前でも、運命の人と巡り合えた人は幸せ
だ、というような意味のフレーズが出てきます。
読み終わった後、心の中に静かによみがえってきますよぉぉぉ。

読み終わって・・・後から後からやり切れない気持ち、というか
悲しい、というかなんかうまく説明できない、もわ~っとした思いがふつふつ
と沸いてきました。
終わり方が、意外だったというか、衝撃とまではいかないけど、なんだ
か私にはちょっと消化しきれず・・・いろんな余韻が心に残りました。
そういう余韻が残るのって、作品としては成功ってことですよね。
他の白石作品も読んでみたくなりました。

ところで、今日は恐ろしいほど寒いですね。箱根では桜に雪が積もって
ましたね。
桜の季節が終わったとは思えないこの天候。早く春のうきうき気分に
なりたいわぁ。
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書籍「LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。」 [書籍]


LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)

LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)

  • 作者: 飯島 奈美
  • 出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所
  • 発売日: 2009/03/12
  • メディア: 単行本




昔から「基礎」とか「基本」とかが嫌いな子でした。
子供のころ習っていたピアノでは、指の練習は大嫌いで、曲の練習でも
自分の好きな「サビ」ばっかり練習してました。

吹奏楽部でクラリネットやってた時も、友達はみんなきちんとメトロノームや
音程をあわせるチューナーとかを使ってきっちり基礎練しているのに、
私ときたら、きれいな旋律のところばかりピーヒョロロ~と吹いてました。
それも目立つ主旋律ばかり・・・伴奏のところの練習は嫌いだった(笑)

で、今はフラメンコなんだけど、これまた基礎練があまり得意ではない・・・
上手な人はメトロノームにあわせて足を打つ練習したりするんですが、、、
それをやらないと踊れないんですが、、、ねぇ。

困ったことに、これら「基礎」嫌いな性格が料理にも多大な影響を与えて
るんですねえ。
お料理大好きだし、台所にいる時間も結構長い方なのに、ちっとも上達
しないのです。なんでかっていうと「基本」が嫌いだから(笑)
基礎がなってないのに、えいやっ!とばかりに「応用編」に飛び込んじゃ
うんですね。うまくなりようがないっす!!わかってます!!

前置きが長くなりました。友達の間で評判になっているフードコーディネーター
飯島奈美さんの「LIFE」を購入しました。実物を見もせずに、amazonで
購入したので、届いた本を見たときに自分の想像と全然違っててちょっと
びっくりしました。ふつーのお料理本かと思ったら、かなり立派な装丁。
そして、私の大好きな谷川俊太郎はじめ、名だたる方々のエッセイ込み。

で、中を見てまたまたビックリ。飯島さんといえば、最近映画のフード
コーディネーターとして有名になった方なので、私、てっきりおしゃれな
こじゃれたお料理の本だと思ってたんです~。いわゆる基本的な「普段料理」
だったんですね~。そうと知ってたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
多分買いませんでした~(爆笑)
そういえば、飯島さんがお料理を手がけた映画「かもめ食堂」も、おにぎりとか
しょうが焼きとか地味な(基本のって言うべきか?)和食が登場してたっけ。

きっと神様が「今年はきちんと基本から料理を学び直せ!」と私に言ってる
んだと思う。うん、きっとそうだ。ぱらぱらっとめくると、すごく細かい手順で
説明されてるし、私の知らないミニ技も満載のよう。基礎のない私には
もってこいではないですか!!
ちょっとマジメに料理に取り組んでみっか。
気が向いたら、このblogでチャレンジ状況を報告します(笑)

それにしても、、、炊き込みご飯のレシピで「だし汁510cc」ってあって、友達と
笑っちゃいました。「500ccじゃだめなんかいっ?」てね。
そんなおおざっぱなとこも、お料理下手の大きな要因なんですよね(~_~メ)



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書籍「ソーネチカ」 [書籍]


ソーネチカ (新潮クレスト・ブックス)

ソーネチカ (新潮クレスト・ブックス)

  • 作者: リュドミラ ウリツカヤ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本



“「フィガロ」の読書案内202冊”で紹介されていた本です。
作者はロシアのリュドミラ・ウリツカヤという女流作家。ロシア文学というと、長い、
難解(特に人物の名前が難解!)というイメージがあって、ほとんど読んだことは
ありませんでした。
でも、この本は表紙がかわいくて、薄くて、字も大きい(笑)!一見すると児童文学み
たいです。文章もわかりやすく、登場人物の名前もわかりやすい(笑)!

今年はむさぼるように本を読んだ1年だったのですが、この本が「今年一番じーんと
きた一冊」になりそうです。

ストーリーはロシア版「女の一生」といったところでしょうか。主人公は本の虫でぱっと
しない(私みたい!)ソーネチカ。
ふとした偶然で知り合った男と結婚し、ロシアの流刑地を転々としながら過酷な人生を歩んで
いく・・・
というと、暗いお話をイメージしますが、そうではありません。
ソーネチカの醸し出す世界は、静謐で無垢。どんな逆境にあっても、「なんて幸せなん
だろう」とつぶやき、毎日の小さなことに悦びを見出します。

信じていた者に裏切られた時でさえ、彼女は自分の幸せを信じて疑うことをしません。
あまりの純粋さに思わず涙がこぼれそうでした。

日々、欲深い毎日を過ごしている私には、耳の痛い話でもありました(笑)。どんなことにも
小さな幸せが隠れている、自分はとても幸せなんだ、っていつも思えたら、どんなに
人生が楽なことでしょう。
12月に入って、寒い日が続くけど、ハートにポッとともしびがともるような、そんな
素敵なロシアのお話でした。

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書籍「食堂かたつむり」 [書籍]


食堂かたつむり

食堂かたつむり

  • 作者: 小川 糸
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 単行本


以前から読みたいと思っていましたが、図書館では50人以上も予約待ちを
していて、かと言って買うほどでもないかな、と思ってたところ、友人から借りる
ことができました。ラッキー!

カバーがとってもかわいくて、ちょっと期待。
読み終わったら、すごく料理がしたくなりました。それも丁寧な料理。
このお話、お料理好きの人にはとても楽しめると思います。
いろんなお料理を丁寧に心をこめて一品一品作り上げていく主人公に、
お料理好きの人ならきっと引き込まれるんじゃないでしょうか。
そして、「食堂かたつむり」の雰囲気がとても素敵です。こんな食堂
で働けたらな~と思う女子(男子もいるのかなあ?)はきっと多いはず。
私もその1人です(笑)

読んでいるうちに、「こんなお話どっかになかったっけ?」と気になりました。
そうそう、群ようこの「かもめ食堂」もこんなストーリーだったような・・・女一人で
食堂を立ち上げ、そして色んな人たちが集ってきて・・・どちらも現実から
ちょっと離れたおとぎ話風なのも似ているかも。
どちらの作品も、おいしい料理は人を幸せにしてくれるんだなあと気付かせて
くれるところがいいですね~

この「食堂かたつむり」は、料理の内容、手順とかにかなりの文章を費やしているので、
お料理に全く興味のない人には面白くないだろうな。でも、これだけヒットしている
ってことは、意外と世の中の人って料理に興味あるのかな?

それにしても、最初の数ページを読んだだけで、「ああ、映画化されるんだろうな」って
感じてしまいました。そしたらやっぱり映画化されるんですね。最初から狙って書いた
わけではないと思うけど・・・。
人気小説の映画化が増えているせいかどうかは分からないけど、似たような作風の
小説が増えている気がするのは、気のせいかなあ?
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書籍「しがみつかない生き方ー『ふつうの幸せ』を手に入れる10のルール」 [書籍]

風邪をひいてしまいました。
これまでの社会人人生の中で、会社を休むほどの風邪をひいた
記憶が・・・全くといっていいほど・・・「ない」。

なんだかんだで、すごく長引き・・・現在安静中。
秋の日に、しみじみと退屈だ。
とりあえず、本でも読むか・・・・・
現在売上ランキングNO.1の本を選んでみました。

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

  • 作者: 香山 リカ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 新書


普段、ランキングに入ってる本はほとんど読まないです。読むとたいてい
がっかりするので。この間、「終の住処」を読んでやっぱりがっかりしちゃった。
広告の宣伝文句と実際の内容に大きな隔たりを感じた・・・期待させといて、
全然違うやん!

で、香山リカさんの「しがみつかない生き方」です。普通に楽しめました。
勝間和代みたいなスーパー人間になれずとも、人生は幸せに満ちているっ
てことですね。
そんなこと、みんな分かってるハズ。
分かっちゃいるけど・・・隣の芝生は青かったりするわけで、前向きにがんばら
なきゃ!とか、私はまだまだがんばれる!とか思ったりするわけで、人はいろんな
ものに「しがみついて」、悩みはつきないのですよね。

精神科医の先生が書いているせいか、この手の本にありがちな押し付けがま
しさ(「こうしなさい!」とか「こうすべき!」みたいな調子)がなくて、気持ちよ
く読める分、ちょっと物足りなさも。
突然小泉&竹中コンビの話が出てきたりするんだけど、そういう「例え」が的外れっ
ぽく感じてしまうのは私だけでしょうか?
これがどうしてベストセラーなのか、私には?。他に面白い本、いっぱいあるよね?
やっぱり宣伝効果なのかな~

ってことで、やっぱランキング本はいいや。
とか言いつつ、今日もブランチのブックランキングを見てしまいました(笑)


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