書籍「銀二貫」 高田郁 [書籍]
昨日から、節電対策の一環として、休日が「木・金」になりました。
平日に2連続も休むとなると、普段できずにいたことがたくさん頭に浮かび、
でも、身体がそれについていけず・・・そうこうして、あっという間に2日の
お休みは終わりました。
そんな中、木曜日に久しぶりに読書する時間が取れました。出かけた先で、
急な雨に降られ、スタバで粘りに粘って読書してきました。
以前にも紹介した「みおつくし料理帖」の高田郁さんの作品で、「銀二貫」。
タイトルも渋いし、あらすじを読むと、どうやら舞台は江戸時代の大阪にある
「寒天問屋」らしいし、もともと時代物はあまり好みではないし、期待せずに
読んでみました。が・・・・・・・
またまた高田郁ワールドにやられてしまった
不覚にもスタバで涙ぐんでしまったよ。
なんという義理人情・・・どんな困難にぶちあたっても、何度も何度も這い上がる
主人公やその周囲の人たち・・・・「号泣」とは違う、「じわ~」っとした涙が沸きあがって
きました。
大阪を焼き尽くした大火に何度も見舞われながらも、何度も立ち上がっていく登場
人物たちに、今の日本を重ね合わせたりもして、なんだか本当にあっという間に読ん
でしまいました。
じ~んとした休日を過ごし、明日から魔の「土・日」出勤です。相当気合い入れないと、
ふんばれそうにないよ・・・
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